ビジネスコンサルティング会社のシグマクシス(6088)に新規投資をしました。
基幹総合システムであるERPサポートの保守が切れる2025年は、2025年の崖ともいわれ、経済産業省の資料によると対応を誤れると、年12兆円の経済損失が出るとも言われています。
シグマクシスは、ERPのクラウド化なども手掛けており、注目の企業です。
シグマクシスはどんな会社
もともと三菱商事の出資を受けて設立された会社であり、しばらくは大株主が三菱商事でした。
2018年に全株を売り出されたため、現在は三菱商事は株主ではありません。協業は続いているようです。デジタル・トランスフォーメーション(DX)などのコンサルティングと、新規事業開発や事業投資などのアライアンスの2事業を展開しています。
セグメント自体は単一で決算は公表されています。
NTT AIのERPのクラウド化に取り組み大型案件を獲得しました。
このほかクラウドサービスとして、三菱UFJ銀行やみずほ銀行と電子決済代行業を契約しています。
業績の推移がすごい
20年3月期に一気にブレイクした感がありますが、業績が伸びています。
営業利益の上昇幅もすごいことになっていますね。
四季報夏号を見てみると、コロナ禍の影響で21年3月期は小幅な増益ですが、22年3月期には21年3月期比較で売上で約20%増、営業利益・EPSは約50%増の爆益決算を予想しています。
根拠なく、この数字は四季報担当者も書かないでしょうから、何か大型案件があるのかもしれません。
一人当たり売上高
従業員一人当たり売上高で見てみると、シグマクシスはベイカレントよりも上です。
高いレベルの売上を上げており、採用増にも力を入れているので、今後も期待できますね。
シグマクシスの株主還元
シグマクシスの株主還元ですが、配当金を増配傾向です。
21年3月期は業績予想を出していませんが、配当金は維持すると発表。
恐らく増配修正するのではないかと見ています。
コロナ禍で決算未定の企業も、予想を出し始めていますので、決算期待です。
ROE
ROEもどんどん上がってきており、効率的な経営ができていますね。
ROE、ROA、ROICと上がってきていますので、非常に良い傾向です。
株価推移
株価はコロナショックで大きく落ちましたが、値を戻していますがまだ反発が弱いですね。
予想PERは出せませんが、四季報夏号で見てみると、22年3月期では15倍程度とかなり割安に放置されている考えます。
ベイカレントのように株価が爆上げしてくれればいいですが、ベイカレントクラスの銘柄だと考えていますが、この先いかに。
しばらく放置保有方針です。
ではでは。
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