【1413】ヒノキヤグループは10年で30倍になった銘柄。配当金・配当性向推移

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 売上高日本株
出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 売上高

エコハウスを中心に戸建て注文住宅や断熱材施工でも急成長のヒノキヤグループ(1413)。

10年で株価は30倍に膨れ上がりました。

配当利回りは約4%あり(2019/2/25株価 2303円 3.91%)となっています。

私は、配当金狙いの投資をしていますので、高配当・増配株を中心に投資をしています。

ヒノキヤグループは、株価上昇も狙えるので、注目の銘柄です。

12月決算の銘柄です。

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ヒノキヤグループの配当金・配当性向推移

まず、ヒノキヤグループの配当金と配当性向の推移を見てみましょう。

配当性向は30%以上を目標にしていますが、2018年決算は業績が悪かったこともあり、配当性向は49.2%に上昇しています。

ヒノキヤグループ 配当金

2019年決算予想では、配当は横ばいとなり、増配がストップしてしまいました。

それでも、リーマンショック以降、順調に配当金を増やしてくれている銘柄です。

ヒノキヤグループの増配率

増配率の推移です。

ヒノキヤグループ 増配率

毎年、増配という形ではありませんが、右肩上がりで増配をしてくれる銘柄です。

業績があがれば、きちんと配当で示してくれる銘柄ですね。

営業費用売上比率

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営業費用売上比率とは、費用1円あたりの売上を見る指標。

売上-営業利益=営業費用とみなし、売上÷営業費用=営業費用売上倍率を最も重視する指標としています。

「営業費用売上比率」が高いということは、「費用1円あたりの売上も高い」ということなので、儲かる商品であることを意味する。

1.15以上が望ましいとされていますが、高いほど良いです。

営業費用売上比率はいつもプラスです。単位費用あたりの企業の提供するサービスや商品の平均的な価格と見なすことができます。

営業費用はいつもプラスです。よって時系列データとしての分析対象になります。これは企業の供給の量を表す数量データとして便利な数字なのです。

営業費用売上比率は、時系列比較に値する分析指標なのです。

営業費用売上比率は、1.15倍を下回る結果です。

売上は順調の伸びていますが、コストは横ばいです。

ヒノキヤグループ 営業費用売上バ率

建設業は営業費用が高くなりがちですので、致し方ないのかもしれません。

営業キャッシュフローマージン

現金を稼ぐ力を見る営業キャッシュフローを売上高で割った「営業キャッシュフローマージン」です。

会計上の利益を見る営業利益も大切ですが、それよりも「現金を稼ぐ」力を見れる営業キャッシュフローマージンを重視しています。

ヒノキヤグループ 営業キャッシュフローマージン

ヒノキヤグループは、決して高いとは言えません。

また、2014年には営業キャッシュフローがマイナスであったことは、あまりよろしくない結果ですね。

この期は、配当金も増配せず、据え置いています。

営業キャッシュフローマージンは、盛り返してきているとはいえ、まだまだ低い水準であるといえます。

自己資本の増加

きちんと利益を残していければ、自己資本はおのずと増えてきます。

そして、自己資本の増加は配当余力を生みますので、大事なこと。

自己資本は、順調に増えていますね。

ヒノキヤグループ 自己資本増加率

2017年期はやや減っていますが、順調に増えているので、きちんと稼ぐことができる体質の企業と言えます。

ヒノキヤの中期経営計画

中期経営計画は、株主にとって大事なものです。

企業がどこをめざすのかをビジョン、そして、数字で示してくれることで、長期展望を持った企業であると考えることができます。

ヒノキヤは2022年12月期を最終年度とする5年の中期経営計画を打ち出しています。

2017年期と比較して、売上は2倍にする計画ですね。

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画

既に結果が出ている2018年期は、1180億円に対して、決算は1100億円と中期経営計画を下回る結果となっています。

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 売上高

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 売上高

営業利益は2018年期は44億円と減益となり、中期経営計画をも下回っています。

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 営業利益

出典)ヒノキヤグループHP 中期経営計画 営業利益

中期経営計画通り、事業が進めば、2022年期には営業利益150億円と2018年期比で約3倍になる計画です。

この通り行けば、株価の上昇も見込めそうですが・・・。

ヒノキヤグループの株価

2018年の夏ころまで順調に上昇していましたが、四半期決算で赤字になったこともあり、そのあとの株価は軟調です。

出典)かぶたん ヒノキヤグループ チャート

出典)かぶたん ヒノキヤグループ チャート

株価2303円でPERは8.8倍と割高感はありません。

多段階配当モデル

99%勝てる株が見つかる本」で示されている多段階配当モデルを実行してみました。

7年後のヒノキヤグループは、

疑似ROE 13.0%で計算すると、

  • 7年後の配当利回りは11.1%
  • 7年後の投資元本 4.63倍(78%下落してもトータルリターンで負けない計算)

非常に良い結果となりました。

投資判断は「買い」であるため、ウォッチリストに入れました。

ただ、

  • 営業費用売上倍率が1.15倍を下回っていること
  • 営業キャッシュフローマージンが低いこと

が気にあるため、もう少し決算書を読み、銘柄分析を進めたいと思います。

時価総額は300億円足らずですので、株価上昇も期待できそうだなと思い、配当とキャピタルゲイン狙いの銘柄としてウォッチリスト入り。

ではでは。

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