【9728】日本管財の配当金推移・株主優待。優待魅力のある3月期決算銘柄

出典)日本管財HP 長期ビジョン日本株

ビル管理で半世紀のノウハウのある日本管財。

3月期決算銘柄で西宮に本店があります。

業績も安定しており、安定配当+魅力的な優待があるため、多段階配当モデルを実践してみました。

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日本管財の配当金・配当性向推移

日本管財は、配当性向30%台と十分な増配余力を有しています。

配当金も毎年増やしており、連続増配銘柄です。

日本管財 配当金 配当性向

同社のIRサイトは、見やすさは抜群ですが、情報量は薄いですので、もっと充実してほしい。

 

 

日本管財の増配率

増配率の推移です。

日本管財 配当金増配率

直近5期は増配を実施してくれています。

配当金が毎年増える銘柄は、保有したい意欲を沸かせてくれます。

日本管財の株主優待

カタログギフトが年2回もらえる魅力的な優待を実施されています。

年2回もらえるのは珍しいので、魅力的です。

  • 3年未満保有・・・2,000円相当
  • 3年以上保有・・・3,000円相当

また、保有期間が長くなると優待利回りが上がるので、配当金と合わせてのんびり保有できる銘柄です。

日本管財の株式指標

日本管財の株価指標(9728)

株価 1,939円 

PER 14.5倍

配当利回り 2.58%

売上高営業利益率 5.98%

自己資本比率 64.4%

営業費用売上比率

本 99%勝てる株が見つかる本

営業費用売上比率とは、費用1円あたりの売上を見る指標。

売上-営業利益=営業費用とみなし、売上÷営業費用=営業費用売上倍率を最も重視する指標としています。

「営業費用売上比率」が高いということは、「費用1円あたりの売上も高い」ということなので、儲かる商品であることを意味する。

1.15以上が望ましいとされていますが、高いほど良いです。

営業費用売上比率はいつもプラスです。単位費用あたりの企業の提供するサービスや商品の平均的な価格と見なすことができます。

営業費用はいつもプラスです。よって時系列データとしての分析対象になります。これは企業の供給の量を表す数量データとして便利な数字なのです。

営業費用売上比率は、時系列比較に値する分析指標なのです。

営業費用売上比率は、1.15倍を下回る結果です。

売上は順調の伸びていますが、営業費用売上倍率が下がっているのは気になりますね。

日本管財 営業費用売上倍率

 

コストの高い業態ではありますが、できるだけ1.1倍以上の銘柄を保有したい。

営業キャッシュフローマージン

現金を稼ぐ力を見る営業キャッシュフローを売上高で割った「営業キャッシュフローマージン」です。

会計上の利益を見る営業利益も大切ですが、それよりも「現金を稼ぐ」力を見れる営業キャッシュフローマージンを重視しています。

日本管財の営業キャッシュフローマージンは、2017年期決算で3%程度と高くありません。

過去の推移も3%~5%で推移しており、決して高いとは言えない数字です。

 

自己資本の増加

きちんと利益を残していければ、自己資本はおのずと増えてきます。

そして、自己資本の増加は配当余力を生んでくれます。

この点、自己資本は順調に積み上げることができています。

日本管財 自己資本

 

多段階配当モデル

本 99%勝てる株が見つかる本

99%勝てる株が見つかる本」で示されている多段階配当モデルを実行してみました。

2013年期から2018年期(予想)の数字を利用しています。

  • 税引き後営業利益 3,360百万円
  • 配当総額 1,344百万円

疑似ROE 7.3%で計算すると、

  • 7年後の配当利回りは2.37%
  • 7年後の投資元本 0.99倍

とあまりよくない結果でした。

投資判断は「買わない」であるため、日本管財への投資はしません。

  • 営業費用売上倍率が1.15倍を下回っていること
  • 営業キャッシュフローマージンが低いこと

もデメリットです。

安定業績、優待魅力がある銘柄ですが、多段階配当モデルを実行して買い判断が出たものから投資対象を絞っていきたい。

20銘柄くらい分析していますが、初めて「買わない」という判断になりました。

ではでは。

日本株
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